私たちが暮らす土方地区には高天神城址を始め数々の歴史遺産が現存する。またその郷土が育んだ教育者、東京女子医大創設者「吉岡弥生先生」中国人留学生教育に生涯を捧げた「松本亀次郎先生」が生まれ育っている。遡ること奈良時代、遠江国城飼郡の郡司土形氏の娘が采女として持統天皇に仕えた。「土形娘子(ひじかたをとめ)」は歌人としての才能を発揮、柿本人麻呂との贈答歌を幾首か歌っている。娘子が亡くなり火葬された時の人麻呂の挽歌【隠口の泊瀬の山の山の際にいさよう雲は妹にかもあらむ】は有名で有る。

下小笠川整備計画

下小笠川整備計画

 令和5年3月13日(月)掛川市都市建設部 基盤整備課による「下小笠川の今後の整備計画」の説明会が「下小笠川改修事業を推進する会」に対して行われた。
 【経緯】
 10数年前より下土方区の区長(下中・畑ヶ谷・川久保)は毎年1回、浜松河川国道事務所平田出張所へ河川の保守管理の御礼と下小笠川上流部の改修促進の要望を継続してお願いして参りました。
 平成30年度には新たに土方地区全体の課題として「下小笠川改修事業を推進する会」を設立。毎年「国土交通省中部整備局 浜松河川国道事務所」へ掛川市・下土方区長・土方区長・上土方区長と共に赴き要望書を提出して参りました。(元年度より会長は下土方区長)
【要望内容】 
 ①下小笠川の未改修区間の早期整備(河道掘削・堤防強化)
 ②平塚地区の内水被害対策
 ③改修完了までの土砂の浚渫等による流下能力の確保
下小笠川整備計画
   令和元年度浚渫写真
【改修概要】
 ①工 区 
   2,2km(川久保橋下流落差工)~4,4km(小笠橋)までの2,2km区間
 ②整備内容
   両岸を矢板護岸に改良し、河床掘削する。(菊川河口と同工法)河床約2m下がる。搬出土砂 2,7万㎥(10tダンプ5,400台)
 ③工期
   令和5年度基礎調査
   令和6年度着手 工事設計、工事着手予定
 ④その他 
   河川工作物の整理。工区内3基の橋梁の整理。平塚地区の内水対策 
    詳細につきましては、お気に入りの「下小笠川改修計画(R5年度)」をご覧ください。
   


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